高血圧はお茶でなぜ下がる?

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緑茶やウーロン茶を毎日飲んでいる人は飲まない人に比較して高血圧になりにくい、という調査結果が発表されて以来、ゴーヤ茶、ユーカリ茶、杜仲茶など実に様々なお茶が話題になりました。ところでなぜお茶を飲むと血圧が下がるのか?という理由が今ひとつ説明されなかったので調べてみました。

血液中にあるアンジオテンシノーゲンという物質が、腎臓から出るレニンという酵素と作用してアンジオテンシンIに変換されます。さらに体内を循環いくうちに、アンジオテンシンIの変換酵素によりアンジオテンシンIIに変換します。この変換酵素の働きが原因で高血圧を招くわけですが、お茶に含まれるカテキンにはこの変換を疎外する働きがある、というわけです。

なので一概に「高血圧に効くお茶」と言われても、例えばゴーヤ茶の場合はゴーヤ茶に含まれるカリウムが体内の塩分を排出する働きをする、というわけなので補助的な役割とも言えます。ダイレクトに作用するカテキンを多く摂りたいのであれば、粉末にした緑茶を飲むのが一番効果的ではないでしょうか。

コーヒーに高血圧予防効果?

コーヒーに含まれるカフェインは心筋に直接作用して心筋機能を上げる働きがあるため、血圧を上昇させて高血圧を引き起こす危険性があるとずっと考えられていました。しかし近年の研究結果ではコーヒーを飲んでも影響はないという結果になっています。

それどころか逆に飲料が多いと高血圧の危険性が減る結果まで出ているそうです。1日3杯までは影響はないのですが、4杯から5杯、6杯以上となるとより危険性が減る傾向となっているそうです。かといってコーヒーばかりを飲み続けるのも胃によくないので、食事や運動とのバランスが大事ですね。

また、なぜ予防効果があるかというのは、コーヒーに豊富に含まれている抗酸化物質のためとみられているそうです。

ヤクルトが高血圧に効く?

ヤクルトから発売された「プレティオ」という飲料は、体内の抹消血管の交感神経系神経末端における神経伝達を抑制して血管の収縮を緩和するγ-アミノ酪酸(GABA)を多く含み、血圧を下げる効果があります。

こうした飲料やサプリメント、漢方薬を摂取するのも効果的ですが、一番肝心なのは食事療法や運動療法、生活習慣の改善です。料理を作る奥様にも協力してもらい、食材や減塩レシピを考えてもらいましょう。

高血圧は糖尿病に比べ、非常に怖い病気という意識は低いのですが、脳梗塞や動脈硬化などの合併症を引き起こす大変危険な病気です。めまいなどの症状が現れたらすぐに病院で検査を受けましょう。

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最終更新日 2008/11/23/です。